Garden Co., Ltd.

株式会社ガーデン
Ticker 274A Fiscal year-end Feb 28 289 employees

Garden Co., Ltd. — latest annual results, FY2025 (Feb 2026)

In FY2025 (ended Feb 28, 2026), Garden Co., Ltd. (274A) reported revenue of ¥17.9B (+4.3% YoY), operating income of ¥1.3B (-29.6%) and net income of ¥626M (-48.2%). Figures are parent-only (non-consolidated), J-GAAP.

Source: annual report (filed May 27, 2026)S100Y6WH

Performance

FY2025 (Feb 2026)
Revenue
¥17.9B
+4.3% YoY Change
Operating income
¥1.3B
-29.6% YoY Change
Net income
¥626M
-48.2% YoY Change
Revenue
Operating income
Net income

FY = fiscal year, named by the calendar year it starts in; the month in brackets is when it ends (FY2025 ends Mar 2026 for a March year-end). FY2025 (Feb 2026) runs Mar 1, 2025 – Feb 28, 2026.

Key metrics

FY2025 (Feb 2026)
EPS (basic)
¥90.15
Book value / share
¥1,076.55
Return on equity
8.0%
Bottom 50%, Rank 172 of 341 in Retail Trade (latest annual, FY2025)
Net margin
3.5%
Top 34%, Rank 115 of 345 in Retail Trade (latest annual, FY2025)
Revenue growth (YoY)
4.3%
Bottom 49%, Rank 168 of 327 in Retail Trade (latest annual, FY2025)
Equity ratio
44.5%
Bottom 50%, Rank 174 of 345 in Retail Trade (latest annual, FY2025)

Source: filing S100Y6WH · FY2025 (Feb 2026)

About this data
  • Figures are consolidated when the company files consolidated statements, otherwise parent-only. FY2025 (Feb 2026): parent-only (non-consolidated).
  • Accounting standard for FY2025 (Feb 2026): J-GAAP. A change of standard starts a new series.
  • FY2025 (Feb 2026) is the fiscal year ending Feb 2026.
  • A blank figure was not reported in the filing, or is not meaningful (e.g. free cash flow for banks); the reason is shown with it.
  • Each year is shown as filed in that year's own report; restatements of past years in later reports are not applied. Year-over-year changes compare with the prior year as the current year's report restates it.
  • Data as of Oct 30, 2026 (newest filing in our dataset).

Data corrections API reference

About

shown in Japanese

当社は、M&Aを活用した飲食事業を展開しており、ラーメン事業、レストラン事業、ステーキ事業、寿司事業等の飲食店舗の運営、並びに保有するブランドに係るフランチャイズ(以下FC)事業及び不動産事業を行っております。なお、当社のセグメントは、飲食事業の単一セグメントであるため、事業別に記載しております。 当社の前身である株式会社マックでは、赤字であったカラオケ店舗の事業再生の経験を活かし、2003年6月より飲食事業に参入し、買収した企業の赤字店舗を業態変更することで利益の出る黒字店舗へと再生させてまいりました。 この企業買収・赤字企業再生のノウハウ、業態多角化によるシナジー強化、及び規模の経済によるバーゲニングパワーの高まりが、現在の当社成長の礎となっております。 企業再生型M&A(※)により店舗を拡大してきた横浜家系ラーメン『壱角家(いちかくや)』、商標権を獲得し多店舗展開を図った『山下本気うどん』を主力ブランドとして確立し、展開しております。(2026年2月期における売上構成比:壱角家ブランド 10,875,299千円 60.8% 山下本気うどん 2,554,041千円 14.3%) ※買収先企業が経営上の困難に直面し、再生の必要性がある場合に行われるM&Aのことを指し、買収することによって、買収元企業が買収先企業の経営を再建し成長を促進することを目的とします。 また、M&Aにつきましては、2025年9月に創業30年超の味噌ラーメンブランド『萬馬軒(まんばけん)』、12月に北海道の郷土料理であるごまそばをメインとしたそば居酒屋ブランド『高田屋(たかだや)』の事業譲受契約を締結いたしました。以降は壱角家、山下本気うどんに加え、萬馬軒、高田屋の直営店舗の新規出店を継続する方針です。引き合いがあった場合はその他ブランド含めFC展開を行います。 2026年2月末日現在、店舗数は199店(直営店舗172店、業務委託店舗(※)1店、FC店舗26店)です。 ※業務委託店舗は当社の従業員が独立制度を利用し、当社ブランドの既存店舗の運営、管理を行う形態を指します。業務委託での社員独立は、通常のFC加盟と違い既存の店舗を運営委託するため、開店時より一定の入客が見込めるうえ、不動産賃貸、設備投資等の初期費用、加盟料、ロイヤルティなどがかからないことなどがメリットとなる独立の制度です。 壱角家(横浜道含む) 2023年2月期 2024年2月期 2025年2月期 2026年2月期 店舗数(業務委託・FC含む) 114店舗 122店舗 128店舗 130店舗 客単価 914円 1,003円 1,101円 1,142円 山下本気うどん 2023年2月期 2024年2月期 2025年2月期 2026年2月期 店舗数(FC含む) 9店舗 11店舗 18店舗 23店舗 客単価 974円 1,047円 1,201円 1,164円 当社の店舗展開の特徴は、特定の業態に偏らずに分散して出店することを基本としている点にあります。主にラーメン、うどん、丼を提供する比較的低価格帯の「日常食業態」、MARZACに代表されるバルや、ハワイアンレストラン等の「機会食業態」を中心に、幅広いジャンルのブランドを展開しております。 オペレーションの面では、過去のM&A、業態転換で得たマニュアル化された店舗運営手法によりいかに繁盛店(来客数の増加及び利益率の高い店舗)を作るかのノウハウが蓄積されており、これらの経験を活かしてより収益率の高い運営を行いたいと考えております。 サービスについては、「イマをHAPPYに」という企業理念のもと、サービスの質を向上させるため、専門の教育担当を置き、マニュアル整備、教育研修(講習会及びe-ラーニング)、実務への落とし込み、評価、改善のサイクルを回し続けることで、QSCA(Q=クオリティ、S=サービス、C=クレンリネス、A=アトモスフィア)の向上を図っております。 事業別売上構成比 単位:千円 事業部門 売上高 構成比 ラーメン事業 12,282,154 68.6% レストラン事業 2,859,108 16.0% ステーキ事業 1,339,377 7.5% 寿司事業 470,616 2.6% FC事業 725,145 4.1% その他 218,880 1.2% 合 計 17,895,282 100% ※ 2026年2月期実績 事業別店舗数 事業部門 ブランド名 店舗名 サービス内容 店舗数 ラーメン事業 ・壱角家 ・だるまのめ ・一竜 ・てらッちょ。 ・萬馬軒 ・壱角家(110店舗) ・横浜道(2店舗) ・だるまのめ(4店舗) ・油そば総本店(1店舗) ・壱角堂(1店舗) ・品川製麺所(1店舗) ・一竜(4店舗) ・てらッちょ。(2店舗) ・萬馬軒(5店舗) ・ラーメン、油そばの提供 130店舗 レストラン事業 ・山下本気うどん ・ハワイアン ・山下本気うどん(21店舗) ・RRainbow(2店舗) ・The Veranda(1店舗) ・うどんの提供 ・ハワイアン料理の提供 24店舗 ステーキ事業 ・情熱のすためしどんどん ・鉄板王国 ・MARZAC ・鉄板王国(5店舗) ・ステーキの王様(1店舗) ・情熱のすためしどんどん(8店舗) ・MARZAC(1店舗)・MARZAC7(1店舗) ・ステーキの提供 ・どんぶりの提供 ・グリル料理の提供 16店舗 事業部門 ブランド名 店舗名 サービス内容 店舗数 寿司事業 ・回転寿司プレミアム海王 ・肉寿司 ・回転寿司プレミアム海王(1店舗) ・シン・ニクズシマン(1店舗) ・寿司の提供 ・肉寿司の提供 2店舗 FC事業 ・壱角家 ・一竜 ・肉寿司 ・山下本気うどん ・壱角家(18店舗) ・一竜(4店 舗)・肉寿司(3店舗) ・山下本気 うどん(2店舗) ・各ブランドにおける営業ライセンスの貸与 ・FC店舗への経営指導 ・FC店舗への食材の卸売り 27店舗 店舗数は2026年2月末時点 1.事業の内容 (1)ラーメン事業 当社のラーメン事業は横浜家系ラーメン『壱角家』、博多豚骨ラーメン『一竜』、『だるまのめ』、背脂醤油とんこつ『てらッちょ。』と、2025年11月から運営を開始した味噌ラーメン『萬馬軒』で構成されており、幅広いラーメンジャンルをカバーしております。 最新の株式会社富士経済「外食産業マーケティング便覧2025」のデータによると、国内におけるラーメン市場規模は、急激な需要回復によりコロナ禍前の規模を超え、特にラーメン専業系の出店拡大が市場を底上げしています。単価の上昇やインバウンド需要も含めこの勢いは続くとみられ、市場は拡大傾向を維持すると見込まれています。 また、店舗数におきましては、食材費、燃料費の高騰の影響で個人店は減少傾向にありますが、チェーン展開を行う大手企業は新規出店を継続しております。 ※出展:外食産業マーケティング便覧2025 当事業のメインブランドである横浜家系ラーメン『壱角家』及び『横浜道』は、横浜のご当地ラーメンとして誕生しましたが、今や「家系」という、ラーメンの一ジャンルとして認知・確立されております。 当社の横浜家系ラーメンは、濃厚でクリーミーなスープと、スープが絡みやすい特注の中太麺を特徴としています。当社のスープは仕入れ工場で一括して仕込みまで行い、店舗での調理作業を軽減する仕組みとなっており、整備された調理マニュアルにより顧客へブレのない安定した味の商品を提供しております。 卓上には多種類の調味料を用意しており、自分流の味付けができるとリピーター(継続的に複数回ご利用のお客様)にも好評です。現在は首都圏を中心に130店舗展開(2026年2月末時点)しております。 駅前立地の路面店を中心に出店しておりますが、『壱角家』の認知度が向上してきたことで、商業施設内のフードコートからの引き合いが多くなり、2020年1月に初のフードコートへの出店を行い、現在出店中の9店舗(2026年2月末時点)はいずれも好評を得ております。既存店舗の客層は若年男性が中心でしたが、フードコートへの出店により家族連れの来店が増え、新たな顧客層の開拓にも繋がりました。 店舗でのオペレーションにおいては、人材育成に重きを置き、定期的な営業店舗社員の研修、長年の経験から積み上げたマニュアルによる効率化、QSCA向上の意識徹底を実施しております。気持ちの良い接客といつでも同じ味が提供できる店舗環境の整備によって、リピーター顧客を増やすことを目指しております。 上記のとおり、利便性の良い駅前立地の店舗において、調理経験の浅い従業員でも提供可能かつ安定した味わいの濃厚なラーメン、質の良いサービスを提供し、また毎年新規店舗を出店していくことで、安定的な高収益と事業拡大の両立を実現しております。 居抜き店舗を活用するなど初期投資を低く抑えていることに加え、営業利益率20%前後と収益率が高く、投資回収期間が短い業態です。2026年2月末時点で壱角家の平均投資回収期間は20.2カ月、最短は4カ月を実現しています。今後も首都圏中心に自己資本で更なるドミナント展開を進め、また、フランチャイズ方式により全国に店舗を展開してまいります。 また、料金面におきましては、他社大手チェーン店の通常商品の平均価格が816円(※)のところ、壱角家では駅前立地ということもあり並のラーメンが930円~1,130円とエリア・店舗毎に価格設定を行うダイナミックプライシングを採用するとともに一部で深夜料金を適用することで、適正な利益を確保しております。 ※自社調べ:商品価格は各社HP、グルメ媒体より引用 『萬馬軒』は、1988(昭和63)年の創業から都内で30年以上の歴史があり、豚骨や鶏ガラなどをベースに数種類の味噌をブレンドした特製味噌ダレを使用した濃厚な味噌スープと、特注の麺が特徴です。 『元祖博多中州屋台とんこつラーメン 一竜』は、1955年に開業し、長い行列が絶えなかった博多中洲の名物屋台をそのまま引き継ぎ再現したブランドであります。いまだに根強いファンも多く、知る人ぞ知る屋台ラーメンであり、国内では西日本、海外ではアジア圏からフランチャイズ加盟の問い合わせが寄せられています。 『だるまのめ』は釜炊きとんこつスープを使用し、癖が少なくあっさりしたコクのある白湯スープを使用しており、『てらッちょ。』は醤油とんこつベースのこってりしたスープを使用しております。 (2)レストラン事業 当社のレストラン事業は、創作讃岐うどん『山下本気うどん』や、ハワイアンフードを中心とした洋食を扱うハワイアンレストラン『RRainbow(ダブルレインボー)』、『The Veranda(ザ ヴェランダ)』等、ラーメン事業と比較して顧客の滞在時間が長い業態で構成されております。 『山下本気うどん』は、2017年6月にライセンスを取得しました。その後、好立地への出店及び内外装を変更し、映えるメニューの開発を実施するなど業態のブラッシュアップを重ね、2021年10月に商標を獲得、ブランド構築に成功しました。山下本気うどんを当社の2つ目の成長ドライバーと位置付け、出店を継続しております。 店舗外観や内装は、落ち着いた和の雰囲気をイメージしています。基本の味付けや麺は、グルメレビューサイトでも高い評価を受け行列の絶えない名店『慎』の味を踏襲し、加えて見栄えの楽しさも意識した期間・季節限定メニュー、新メニュー開発を積極的に行っております。 期間限定メニューにて販売を開始した「白い明太チーズクリームうどん」は、食べやすい味付けとインパクトのある見た目で女性客を中心に好評を博し、SNSでの情報拡散やTV等のメディアに度々取り上げられたことで人気が上昇したため、現在は常時ご利用いただけるレギュラーメニューとして全店舗で展開しております。 うどん市場は、他社ブランドも含め安定した業績推移となり、観光地、繁華街ではインバウンド需要が増加し、市場規模はプラス推移が見込まれており、店舗数も増加傾向とする予想となっています。 ※出展:外食産業マーケティング便覧2025 山下本気うどん 渋谷並木橋が開店した2017年10月から直近の2026年2月までの期間において、投資回収は10号店目まで目標期間内に回収済みです。10号店目までの平均投資回収は18カ月となっており、高い利益率を実現することで早期投資回収を可能としています。今後も首都圏中心に自己資本で更なる新規出店を進めるとともに、フランチャイズ方式により全国に店舗を展開してまいります。 立地戦略として、従来の直営での新規出店は駅近の好立地物件を中心に出店してまいりましたが、SNSでの拡散、TV番組への出演などにより知名度が向上した結果、商業施設からの引き合いも多くいただけております。商業ビル、郊外型ショッピングセンター、アウトレット等のレストランフロア・フードコートへと出店範囲を広げ、新たな顧客層の取り込みを図り、出店を加速していく方針です。 商品単価の高い季節商品・創作商品等のキラー商品の平均単価は1,366円(定番商品は926円)、山下本気うどんにおけるうどんカテゴリ全体の売上高の36.2%を占める構成となっており、有名うどん競合チェーンと比べて客単価の高いビジネスモデルとなっています。(2026年2月実績) 今後はインバウンド需要に対応するため、SNSを積極的に活用し、訪日外国人旅行客に対しブランドの認知を進め、海外展開を視野に入れたグローバルブランドへと育成してまいります。 『RRainbow』、『The Veranda』は、まるでハワイに来ているようなリゾート感あふれる店内で、「ロコモコ」や「特製ガーリックシュリンプ」等のハワイアングルメを提供するブランドです。「オープンテラスのあるハワイアンレストラン」をコンセプトに、都内及び横浜に展開しております。家族連れや団体の貸し切りパーティー、女子会等での利用も多く、昼間はカフェとしても女性客を中心にご利用いただいております。 (3)ステーキ事業 『鉄板王国』、『ステーキの王様』は焼きたてのステーキやハンバーグを1,000円前後から提供しております。厳選した十数種類のスパイスや果実を独自にブレンドしたオリジナルソースや、国産米、毎日仕入れる新鮮な野菜等、肉以外の食材にもこだわっております。 『情熱のすためしどんどん』は独自に開発したニンニク醤油で炒めた豚バラを、熱々のご飯に載せた丼ぶりを提供しております。 『MARZAC』は気軽に立ち寄れる「ワイン食堂」をコンセプトに、ワインと炭焼き料理を提供するブランドです。ワインに合うイタリア料理やフレンチの技術を使った料理、和の食材を使った料理など、様々なお料理をアラカルト・コースにてお楽しみいただけます。同ブランドは、表参道『MARZAC』、中目黒『MARZAC7』の2店舗を展開しており、両店舗ともに、団体の貸切パーティーから少人数での会食に利用されております。 (4)寿司事業 『回転寿司プレミアム海王』は、お台場の大規模商業施設であるダイバーシティ東京プラザに店を構え、観光で訪れる国内外のお客様に対し、日本全国から厳選した新鮮で質の高い旬の食材を取り寄せ、握り寿司だけでなく創作寿司やおつまみなど豊富なメニューを提供しております。 また、食べ放題メニューの実施、インバウンド向けの特別メニュー等、顧客のニーズに対応する企画を行い集客に努めております。 『肉寿司/シン・ニクズシマン』は、「肉を美味しく食べる方法と、新しい価値の有る料理」をコンセプトに、飲食店として最も大切な安全性を確保しながら、肉の可能性を探る研究を続け、馬・牛・豚・鶏・ホルモン等、あらゆる肉を最適な調理法で提供する肉料理専門の寿司店として誕生したブランドです。 特に馬肉は栄養価が高く、カルシウム・鉄分・ビタミン・グリコーゲンを豊富に含むうえ、低カロリー・高たんぱくで、健康と美容に理想的とされ、アスリートの肉体をつくる食材としても注目を集めております。 『シン・ニクズシマン』は、看板にネオン管を使用し、明るくポップな雰囲気を演出した店舗作りで肉寿司のメニューをベースに低アルコール度数のカラフルなフルーツサワーやカクテルを提供しております。 (5)フランチャイズ(FC)事業 ①国内 横浜家系ラーメン『壱角家』、『肉寿司』、『一竜』、2023年3月からは『山下本気うどん』を加え、FC本部を立ち上げ、FC方式を用いて事業展開しております。ラーメンFC店舗においては、スーパーバイザーによる経営指導、食材の卸売りを行っており、『肉寿司』FCにおいては前記の他、ブランドの使用による対価としてロイヤルティを徴収しております。 2026年2月末時点で、FC加盟店は『壱角家』17店舗、『肉寿司』3店舗、『一竜』4店舗を展開しており、『山下本気うどん』は2025年5月と12月に北海道と金沢に展開いたしました。複数のブランドをFC展開することでポートフォリオを構築し、ヒト・モノ・カネといった経営資源を各ブランドの隆盛に合わせて最適に配分しながら、持続可能な競争優位性を確立したいと考えております。 また、当社ブランドの店舗は駅前立地への出店が多く、また、視認性の高い大きな看板と鮮やかなロゴマーク等、ブランドアイデンティティを高めた店舗作りを意識しており、国内・海外の有力企業及び投資家からFCのお問い合わせを募っております。 (6)海外展開 当社は、アジア圏の国々をはじめとした海外においても①自社にて加盟者を募るFC方式、②海外企業・メーカー等との業務提携により出店するライセンス方式、の2つの手法を用いて、タイとマレーシアに壱角家FCを展開しておりましたが、2026年2月期中にいずれも撤退しております。 特に著しい経済発展を見せる東南アジア等の新興国では年間可処分所得の増加にともない、人々が求める商品やサービスは、必要を満たすものから、より良いものや体験したことのないものへと変化しておりました。 こうした「消費市場」への移行のなかで、アジア圏におけるサービス産業は目覚ましく発展し、GDPに占めるサービス産業の割合も増加しており、また日本ブランドは依然として現地で高い評価を得ておりましたが、近年ではラーメン業態は日本企業の進出が進み、飽和状態が見られておりました。 一方で日本のうどんの人気が高まっていたため、今後の海外展開を見据え東南アジアの中央に位置するタイに注目し、日本国内でもシンハービールで知名度の高い、財閥企業Boon Rawd Brewery Co., Ltd.(ブンロード・ブリュワリー社)と交渉を重ねました。そして2025年10月に、タイ国内における山下本気うどんのブランド店舗を運営・管理するための、共同出資による合弁会社設立の契約を締結、2026年3月に現地にて法人を設立いたしました。 出店第1号は秋頃を予定しておりますが、多彩なメニュー構成、現地の食文化に合わせたローカライズ等、これまでに蓄積したノウハウを活かし、「日本の国民食」に新しい価値を加え、世界に発信したいと考えております。 (7)その他 店舗開発部において、店舗物件情報の早期取得を目的として不動産事業を行っており、一部不動産仲介、不動産転貸借を手掛けております。 2.事業系統図

Management policy & medium-term plan

当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下の通りであります。

なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。

(1)経営方針

「イマをHAPPYに!」という企業理念のもと、ご来店いただくお客様をはじめ、当社ガーデンに関わる人達が、幸せ・元気・笑顔になれる空間作りを経営の基本方針としております。

創業以来、カラオケ事業をはじめ、飲食事業、不動産事業等のM&Aを繰り返し、民事再生案件含め12社以上の企業再生を実現することにより発展を遂げてまいりました。各社の異なる価値観、多様な文化や企業風土をプラスに融合させるために、「GARDEN」という庭で手を取り合って歩んでいくという想いが社名に込められています。

また、当社のロゴの形を数字の6に見立て、「6」という数字が持つ「調和と融合・正しい選択と決断」という意味から、6つの行動指針を掲げております。

飲食事業の運営におきましては、ブランド力強化に向けたQSCA(Q=クオリティ、S=サービス、C=クレンリネス、A=アトモスフィア)の向上を目指しております。衛生的で安全な店舗運営の維持と従業員の動作工数の削減、提供スピードの向上に向けた既存店舗の内外装変更に取り組んでおります。

事業運営においては引き続き全従業員の健康管理の強化及び、店舗における衛生管理に十分配慮し、お客様に安全で品質の高い商品の提供を行うことができるように、日々「HAPPYな空間の提供」に向けて努めております。

(2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標

当社では事業拡大・企業価値向上を目指し、営業利益率、ROA及びROEを重要な経営指標と位置づけております。

・営業利益率 10%以上

・ROA(総資産経常利益率) 10%以上

・ROE(自己資本当期純利益率) 10%以上

(3)経営環境

当事業年度におけるわが国経済は、訪日外国人旅行消費額が過去最高を更新するなどインバウンド需要が引き続き堅調に推移し、外食需要の下支えとなった一方で、長引く世界情勢不安や地政学リスクの顕在化、原材料及びエネルギー価格の上昇、円安の影響などにより、依然として先行き不透明な状況が続いております。

外食産業につきましては、2025年も価格改定が断続的に行われたことにより客単価は上昇し、売上は前年を上回る推移となったものの、原材料費の高騰や人件費上昇が継続する中、消費者の節約志向の強まりもあり、客数の伸び悩みがみられるなど、厳しい経営環境が続いております。

また、一般社団法人日本フードサービス協会の調査による令和7年(2025年)の外食産業市場動向調査では、円安を背景とした物価高・原材料高が継続するなかでメニュー価格改定が断続的に行われたことにより、客単価の上昇が売上を押し上げ、業界全体の売上は前年を上回りました。他方で、コメ価格をはじめとする原材料費の高騰、慢性的な人手不足、賃上げ対応等により、収益確保は引き続き容易ではなく、価格転嫁と来店客数の維持の両立が大きな課題となっております。

一方、訪日外国人旅行消費額は2025年に9兆4,559億円となり、暦年として過去最高を更新いたしました。また、訪日外客数も増加基調を維持しており、インバウンド需要の取り込みは、外食産業にとって引き続き重要な成長機会となっております。

当社の主力業態である「壱角家」及び「山下本気うどん」が属するラーメン・うどん市場につきましては、外食・中食における麺類の食機会が増加していることに加え、イートイン需要との親和性が高いことから、引き続き堅調な需要が見込まれております。特に、国内需要に加え、インバウンド需要の回復・拡大が市場の追い風となることが期待されております。

(4)経営戦略

①M&Aによる成長

当社は創業以来、12社の株式をM&Aにより取得し既存事業とのシナジーによる規模の拡大、新しい飲食ブランドの獲得をしてまいりました。

また、M&Aにより被買収企業が持っていたフランチャイズ事業を引き継ぐことで直営事業以外の収益源を獲得し、社内ノウハウを積み重ねながらフランチャイズ店舗数の増加に取り組んでおります。

当社は飲食を運営する企業に対しM&Aをすることにより、被買収企業の店舗を当社の既存ブランドに業態変更することで収益力を強化、又は被買収企業のブランドをブラッシュアップし、さらに横展開することで企業収益を向上させることに注力して参りました。

被買収企業の店舗物件を取得し当社の既存ブランドに変更することで物件取得までの費用、時間を大幅に短縮、被買収企業のもつブランドを取得し業態開発の時間を省くことで効率よく運営することができます。

今後も当社は情報収集の強化に努め、過去に実施してきたM&Aにより社内に蓄積された知見、経験を活かし成長戦略の一つとして活用して参ります。

②直営店舗新規出店

壱角家及び山下本気うどんについては、当社が定める出店基準に基づき、国内において合計約395店舗の出店余地があるものと見込んでおります。壱角家は、一都三県における降客数10万人以上の駅周辺を主な出店候補地とし、山下本気うどんは、同20万人以上の駅周辺に加え、一定規模以上の商業施設等を出店候補地としております。また、両ブランドともに、従来の主要駅及び大型商業施設に加え、小商圏への出店も進めており、出店エリアの拡大を図っております。

なお、当該出店可能店舗数は、2025年2月末時点における当社の判断に基づくものであります。

当社では物件取得に際し、不動産事業とのシナジーを発揮しており、不動産事業を持たない競合他社に比べ物件取得に優位性があります。レインズ(REINS)等の物件情報に直接アクセスすることができるため情報取得までの時間が短く、かつ自社運営サイトである「飲食店居抜き買い取り.com」では個人オーナーが撤退する際、売却をサポートする事業も行っているため、当該サイトから一般市場に出ていない情報をいち早く獲得できております。今後も不動産事業とのシナジーを活かし物件情報量、契約までのスピードを短縮するべく努力して参ります。

※1不動産物件情報交換のためのネットワークシステム/※2借主探しをオーナーから直接依頼された不動産業者/※3不動産売買に応じるお客様を見つけてくる仲介業者

③視認性の高い看板によるブランド認知向上

当社は、乗降者数の多い地区に直営店舗を集中出店するドミナント戦略を採用しており、直営店舗の約3分の1を繁華街に配置しております。特に新宿区、渋谷区、池袋駅周辺に店舗が集積しており、主要駅周辺の角地等の好立地への出店を重ねております。これにより、人流及び交通量の多いエリアにおいて、視認性の高い看板を設置することで、店舗集客に加え、ブランド認知の向上を図っております。

④マニュアル整備による品質向上と安定化

当社は、作成したマニュアルを有効活用するため、専門の教育担当者を配置し、継続的な教育・研修を実施することで、人材育成の強化に努めております。また、チェーン展開において各店舗で均一なQSCの維持・向上を図るため、レシピ及び調理工程の標準化を進め、定期的な調理講習を実施しております。さらに、専任の衛生管理担当者による店舗巡回及び検査を通じて衛生管理を徹底するとともに、昇格テスト等の評価制度を整備し、従業員の適切な役割・技能の向上を図っております。加えて、日本語、英語、ネパール語及びベトナム語のマニュアルを整備し、多様な人材が円滑に業務を遂行できる体制を構築しております。

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は、以下の通りであります。

①人材の採用・確保、社員教育の徹底

当社では人材の確保を事業成長の礎と考えております。飲食業界においては恒常的な人手不足に陥っていますが、優秀な人材採用するためには、労働関連法令を遵守した上で社員のライフワークバランスを重視した労働環境を社員へ提供することが必須条件だと考えております。当社では、シルバー層、女性、外国人等を積極に登用し優秀な人材を確保すること、また社員教育制度を充実させ、接客業として顧客から選ばれる店舗、会社の確立を目指しております。

②経営管理体制の強化

あらゆるステークホルダーのための適切な情報管理・開示体制の構築、リスク・コンプライアンス体制の整備、的確な経営方針の策定等のために漸次経営管理体制の強化を行ってまいります。

③衛生管理の強化、徹底

食の安心・安全の顧客への提供は、飲食事業を営む当社にとって最優先すべき事項であり、日頃からの衛生意識向上、作業手順の遵守を行い、品質管理担当者による臨店の実施により、徹底した衛生管理の強化を行ってまいります。

④新規出店地域の開拓

首都圏を中心に店舗展開しておりますが、国内では全国各地域から乗降者数、商圏小売額等を参考に物件を選定した上で新規出店を進めてまいります。

⑤新業態、新メニューの開発

既存の飲食事業については、業態の見直しや新メニューの開発を行うことによって常に消費者の嗜好に合った商品提供及び店舗運営を継続的に行っていくことが、当社の課題のひとつであります。現状は、社内担当部署及び各ブランドより提案された季節商品や外部企業とのコラボ商品を試食会を実施したうえで、販売の可否を検討し商品化を行っております。

⑥安定した食材・原材料の調達

ロシア・ウクライナ情勢の長期化に加え、中東地域における紛争の影響、世界的な物流の混乱及び為替相場の変動等により、食材・原材料の調達環境は依然として不安定な状況にあります。また、国内においても、米の安定供給に関する関心の高まりや、鳥インフルエンザ等の家畜伝染病の影響による鶏卵・鶏肉の供給変動が引き続き懸念されております。このような状況下において、当社は購買機能を活用し、調達先及び仕入ルートの多様化を進めることにより、安定した商品供給の確保に努めております。

Source: annual securities report, FY ending Feb 2026 S100Y6WH

Industry peers

ROE rank 172 of 341

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