Ascentech K.K.

アセンテック株式会社
Ticker 3565 Fiscal year-end Jan 31 177 employees

Ascentech K.K. — latest annual results, FY2025 (Jan 2026)

In FY2025 (ended Jan 31, 2026), Ascentech K.K. (3565) reported revenue of ¥17.3B (+18.3% YoY), operating income of ¥2.8B (+227.3%) and net income to owners of ¥2.1B (+139.6%). Figures are consolidated, J-GAAP.

Source: annual report (filed Apr 27, 2026)S100Y14Y

Performance

FY2025 (Jan 2026)
Revenue
¥17.3B
+18.3% YoY Change
Operating income
¥2.8B
+227.3% YoY Change
Net income to owners
¥2.1B
+139.6% YoY Change
Revenue
Operating income
Net income

FY = fiscal year, named by the calendar year it starts in; the month in brackets is when it ends (FY2025 ends Mar 2026 for a March year-end). FY2025 (Jan 2026) runs Feb 1, 2025 – Jan 31, 2026.

Key metrics

FY2025 (Jan 2026)
EPS (basic)
¥144.09
Book value / share
¥433.44
Return on equity
39.6%
Top 1%, Rank 2 of 311 in Wholesale Trade (latest annual, FY2025)
Net margin
11.9%
Top 5%, Rank 13 of 313 in Wholesale Trade (latest annual, FY2025)
Revenue growth (YoY)
18.3%
Top 10%, Rank 29 of 308 in Wholesale Trade (latest annual, FY2025)
Equity ratio
17.6%
Bottom 2%, Rank 310 of 314 in Wholesale Trade (latest annual, FY2025)

Source: filing S100Y14Y · FY2025 (Jan 2026)

About this data
  • Figures are consolidated when the company files consolidated statements, otherwise parent-only. FY2025 (Jan 2026): consolidated.
  • Accounting standard for FY2025 (Jan 2026): J-GAAP. A change of standard starts a new series.
  • FY2025 (Jan 2026) is the fiscal year ending Jan 2026.
  • A blank figure was not reported in the filing, or is not meaningful (e.g. free cash flow for banks); the reason is shown with it.
  • Each year is shown as filed in that year's own report; restatements of past years in later reports are not applied. Year-over-year changes compare with the prior year as the current year's report restates it.
  • Data as of Oct 30, 2026 (newest filing in our dataset).

Data corrections API reference

About

shown in Japanese

近年、インターネットの普及により、サイバー攻撃等に対するセキュリティ対策が重要になってきていると考えております。当社グループは、情報セキュリティ対策として、セキュリティソリューションのひとつである仮想デスクトップ(注1)ソリューションを中心に事業を展開しております。 事業を展開するうえで、当社グループは、Cloud Software Group,Inc.やAtrust Computer Corporationをはじめとした海外メーカーと1次代理店契約を締結し、商品の輸入・販売・保守を行っております。また、当社グループは、国内のお客様の要望に応え、当社オリジナル製品・サービスを自社ブランド「Resalio(レサリオ)」(注2)として開発・販売しております。 また、特に、仮想デスクトップシステムを提供するうえでは、メーカーの技術認定試験に合格した専門のエンジニアが必要と考えております。当社グループは、プロフェッショナルサービスとしてメーカーの技術認定試験に合格した専門のエンジニアがコンサルティングから保守・運用までの一貫したサービスを提供する体制を構築しております。 さらに、仮想デスクトップを利用する際、お客様がハードウエア、ソフトウエアを購入することなく、月額で利用できるクラウド型の当社オリジナルサービスも提供しております。 販売形態としましては、取扱商品、当社開発製品及びプロフェッショナルサービスは、システムインテグレータ(注3)経由でエンドユーザ企業に提供しております。また、一部のエンドユーザ企業におきましては、エンドユーザ企業からの指定により例外的に直接、製・商品及びサービスを提供しております。 当社グループの事業セグメントは、単一のITインフラ事業であります。ITインフラ事業は、仮想デスクトップ事業、クラウドインフラ事業、ゼロトラストセキュリティ事業の3つの事業領域で構成しております。以下に事業領域ごとの内容を記載します。 ① 仮想デスクトップ事業 当社グループが提供する仮想デスクトップとは、デスクトップ環境をサーバ側に集約しネットワークを介してデスクトップの画面イメージを配信し、シンクライアント(注4)端末やパソコン、タブレットなどによりユーザが利用するソリューションです。 端末にデータを保存しないことによりセキュリティ性が向上するほか、システム管理者が集中管理できることにより、運用管理の負担が軽減されるといったメリットがあると考えております。 当社グループは、仮想デスクトップソフトウエアを提供するCloud Software Group,Inc.の戦略的パートナーとして、企業における仮想デスクトップの普及に取組んでおります。 a 仮想デスクトップの概要 下図のとおり、仮想デスクトップの利用により、端末側にデータが保存されないため、端末の紛失や、盗難が生じた場合にも、データ流出のリスクが低減されると考えております。 (仮想デスクトップの概要) b シンクライアントの概要 仮想デスクトップの端末としては、一般のWindowsパソコンも利用可能ですが、Windows OSにはウィル スが侵入するリスクが内在すると考えております。当社グループでは、その課題に対応するために、 Windows OS、ハードディスクを搭載せず、ウィルス侵入のリスクをより低減した、シンクライアントを提 供しております。 シンクライアントは、仮想デスクトップ環境での利用に特化した端末で、Windowsパソコンと同等の操 作感での利用が可能です。 c プロフェッショナルサービス 仮想デスクトップを導入する企業においては、システムを構築、利用するうえで、技術支援サービスが必要と考えております。 当社グループは、仮想デスクトップの検討段階におけるコンサルティングから構築段階における設計・構築、利用段階における保守、運用までの一貫した技術支援サービスを、メーカーの技術認定試験に合格した専門のエンジニアが提供しております。 1) コンサルティングサービス コンサルティングサービスは、仮想デスクトップを導入、検討されているお客様の現状を把握し、要件を洗い出し、仮想デスクトップに関する要件定義を作成いたします。その後、システムを構成する推奨機器、ソフトウエア等の情報をまとめます。コンサルティングサービスは、より高品質かつ安定的なシステム構築へ導く、重要なサービスとなっています。 2) 設計・構築サービス 設計・構築サービスは仮想デスクトップ環境を実際に生成するための主要サービスです。要件定義に従って、設計から構築そしてサービスの本番開始、ドキュメント作成までを実施いたします。プロジェクトの規模にもよりますが、通常当社エンジニア3~8名程度のチーム編成を組み3~10ヶ月程度の期間でプロジェクトを遂行いたします。 3) 保守・運用サービス 当社グループは、お客様へのアフターサポートを最大限ご支援すべく、保守・運用サービス体制強化に力を注いでいます。お客様に仮想デスクトップ環境を安定的にご利用いただくうえで、保守・運用サービスは、とても重要な要素と考えています。 当社グループでは、仮想デスクトップにおいて障害が発生した場合、まず障害の原因がどこにあるのかを究明いたします。原因を特定した後、その原因となる商品を提供しているメーカーに障害報告並びに改善依頼を実施、早期復旧に向けての活動を行っております。 ② クラウドインフラ事業 近年、多くの企業には、IT利用の多様化によりITシステムへの高いパフォーマンス要求といった課題が存在すると考えております。仮想デスクトップシステムを導入する企業も、サーバ側に集約されたストレージ(注5)を複数のユーザが共有する仮想インフラにおいて、同様の課題があります。 当社グループは、このような課題を解決するために、ITインフラによる改善・対応が必要になると考え、主として、高性能なサーバやストレージをクラウドインフラとして提供しております。 また、仮想デスクトップの導入障壁となっていた、以下の課題を解決するため、自社企画製品としてリモートPCアレイを提供しております。 - 初期導入コスト: ハイパーバイザー(注6)に関わるライセンスコスト、技術要員コストを削減 - 導入期間: ハイパーバイザー設計・構築期間を削減 - パフォーマンス障害: ユーザ毎に物理リソース(CPU、メモリー、ストレージ)が割当てられておりパフォーマンス障害の原因を除去 リモートPCアレイの概要 リモートPCアレイは、2016年10月に発表した自社企画製品です。当社が仕様の起案・策定、開発費投資を行い、台湾のAtrust社で製造後、国内で独占販売を行っております。 仮想デスクトップシステム専用のサーバ製品で、1筐体に20台~30台の物理PCを搭載し、仮想デスクトップに必要な、CPU、メモリー、ストレージ、ネットワークスイッチ及びマネジメントソフトウエアをオールインワンにて提供する画期的な製品です。従来の仮想デスクトップにおいて必須であった、ハイパーバイザーソフトウエアを不要にしました。 (リモートPCアレイ概念図) ③ ゼロトラストセキュリティ事業 従来のセキュリティ対策では、社内ネットワークの内側は安全、外側は危険とみなし、その境界を守る「境界型防御」が主流でした。しかし、クラウドサービスやモバイルデバイスの急速な普及により、社内外の境界があいまいになり、この考え方だけでは十分な対策が難しくなっています。 当社グループは、現代の柔軟なIT環境に適した安全性を実現するために、新たにゼロトラストセキュリティ事業領域を新設し、以下のゼロトラストセキュリティソリューションを提供しております。 ・自社製品としてSaaS利用時のセキュリティリスクから情報資産を保護するための専用クライアント「SaaS Secure Client」 ・米大手データセキュリティカンパニーForcepoint社のデータセキュリティプラットフォーム製品 (ゼロトラストセキュリティ概念図) ④ 事業系統図 当社グループの事業系統図は次のとおりであります。 用語解説 注1 仮想デスクトップ デスクトップ(Windowsユーザ環境)をサーバ側に集約し、ネットワークを介してデスクトップの画面イメージを配信し、シンクライアント、パソコン、タブレット等の端末よりサーバ上のWindowsユーザ環境を利用できるソリューションで、端末にデータを保存できないことから、端末からの情報漏洩を防止することが可能となります。 注2 Resalio(レサリオ) 当社オリジナル製品・サービスに適用するブランド名称。 (商標登録:4997726) 注3 システムインテグレータ 日本の情報システム産業において、コンサルティングから設計、開発、運用・保守・管理までを一括請負する企業。 注4 シンクライアント 仮想デスクトップ環境での利用に特化した端末。Thin(薄い)Client(クライアント)の名前の通り、一般に利用されるパソコンと比較して、ハードディスクを内蔵しないため、セキュリティ性に優れた端末。 注5 ストレージ コンピュータにおけるデータを保存する補助記憶装置。媒体としては主に磁気ディスクを利用したハードディスクと半導体メモリーを利用したフラッシュストレージに分類されます。 注6 ハイパーバイザー 1台の物理コンピュータを論理的に分割し複数のコンピュータとして稼働させるための基本ソフトウエア。

Management policy & medium-term plan

当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)経営方針

a 経営理念

「簡単、迅速、安全に!お客様のビジネスワークスタイルの変革に貢献する。」であります。最先端ITソリューションを常に追い求め、お客様に利便性向上とセキュリティ強化を実現する製品・サービスをお届けしてまいります。

b アセンテック社員 5つのコミットメント

イ チームワーク

営業、SE、マーケティング、管理が一丸となり、「Team Ascentech」としてお客様をご支援いたします。

ロ 即応性

シンプルかつコンプライアンスを遵守した意思決定プロセスのもと、迅速に、お客様のご要望に対応いたします。

ハ スキル

常に最新の技術を察知・習得し、お客様に最新情報をお届けいたします。 さらに個々のスキル向上を目指し、高品質なサービスを提供いたします。

ニ フェアネス

他社、他製品の誹謗中傷はいたしません。技術的見地にたって、公正かつ中立的な立場で、お客様に最適解をお届けいたします。

ホ コスト意識

社員全員がコスト意識をもち徹底して無駄を排除いたします。原価低減を図り、お客様により使い易い料金体系で製品・サービスを提供いたします。

上記を当社グループ社員のコミットメントとし、お客様目線にたって事業展開を行っております。

(2)目標とする経営指標

当社グループは、売上高及び経常利益を重要な経営指標と位置づけております。

更なる自社製品の開発や、継続収入ビジネスの拡大を図り、技術的付加価値の高い製品及びサービスを提供することで、これらの指標の向上を図っていきたいと考えております。

(3)経営戦略及び経営環境

当社グループの主力事業である仮想デスクトップは、社会的な課題となっている以下の3つの問題を解決できる先進的かつ効果的なテクノロジーであると考えております。

・ 情報漏洩、盗難事故等「情報セキュリティ問題」

・ 在宅ワークやハイブリッドワークを促進する「ワークスタイル変革」

・ 電子機器を含めた温室効果ガスの削減「ESGへの取組」

当社グループは仮想デスクトップに関連した製品サービスの販売やシステムインテグレーションに特化していることで、競争優位性があると考えております。

具体的には、仕入先とは、良好な関係構築としてディストリビュータ契約や独占販売権の確保、業務提携などを行っております。また販売網としては、大手システムインテグレータや全国をカバーするIT販売会社、地方の有力なパートナーなどとの長年の取引実績と信頼関係があること、加えてお客様のニーズに応えた自社製品の開発と供給、及び専門性を高くご評価をいただけるシステムエンジニアを多数擁していることも、競争優位性に寄与していると考えております。

ワークスタイルとして、在宅ワーク・ハイブリッドワークを併用する企業が増加している中、当社グループの具体的な経営環境につきましては以下のように認識しております。

・ サイバーセキュリティ脅威の高まりに加え、ランサムウェア対策を中心としたセキュリティ対策の高度

化が求められており、各業界における仮想デスクトップ需要は引き続き拡大

・ 在宅ワーク・ハイブリッドワークはワークスタイルとして定着

・ 企業におけるランサムウェア被害増加を受け、ランサムウェア対策が急務

・ クラウドサービスの普及に伴い、マルチクラウドとオンプレミスのハイブリッド化が進む中、新たなサ

イバー攻撃のリスクが高まっています。これにより、従来と異なるセキュリティ対策の強化が求められ、

新たなセキュリティシステムの需要が高まると予測

・企業におけるAI活用の進展に伴い、AIを安全に活用するためのIT基盤や、セキュリティ対策の重要性が高

まっています。今後、セキュリティを確保したAIを支えるITインフラの需要が拡大すると予測

・VMware代替ソリューション「XenServer」等のソリューションのラインナップの拡充を図り、300社を超

えるパートナー様と共に、需要が堅調な地方自治体と金融機関を含め、あらゆる業界に仮想デスクトップ

ソリューションと「リモートPCアレイ」の展開を推進

・ 仮想デスクトップ案件増に伴いエンジニアの採用・育成を強化

・ グローバル テクノロジーパートナーとの事業提携を引き続き推進

・ バーチャルヒューマン向けにセキュアなAIインフラとして「Edge AI Array」を新たに発表し、今後需

要が急拡大するAIインフラ市場に参入

また、当社グループはストックビジネスを拡大し、持続的成長企業の実現と、 M&A及び戦略的事業提携による事業拡大の実現に取組み、持続的な成長の実現を図ってまいります。

(4)対処すべき課題

当社グループの対処すべき課題は、「中期経営計画Ascentech Vision2030」で発表した次の3つの成長戦略を課題と認識し、取り組んでまいります。

① 価値創造を軸に製品力を強化し、利益成長を実現

・ AI事業に参入: 「Edge AI Array」 を発表

・ 自社製品「リモートPCアレイ」シェア拡大: 自治体、金融機関での利用加速

・ ストックビジネスの拡大: 先進サブスクリプションサービス

・ CSG社の国内事業を担当する、株式会社CXJの事業を拡大

② M&A及び戦略的事業提携による事業拡大を実現

・ 事業成長の加速戦略としてM&Aを実施

・ 高収益自社製品ラインナップ強化に向けた戦略的事業提携を実施

・ 全国レベルの販売網確保に向けた戦略的事業提携を実施

③ 堅牢な経営基盤の構築を進め、持続的成長を実現

・ AI人材と経営幹部を継続的に育成する、次世代型の人材・組織基盤の強化

・ 株価向上に向けた戦略的イニシアチブ

・ 持続可能な組織運営の柱としてESG経営を深化させ、ガバナンス・リスク管理を強化

Source: annual securities report, FY ending Jan 2026 S100Y14Y

Industry peers

ROE rank 2 of 311

Companies in Wholesale Trade ranked either side of this one by ROE