Integroup Inc.
Integroup Inc. — latest annual results, FY2025 (May 2026)
In FY2025 (ended May 31, 2026), Integroup Inc. (192A) reported revenue of ¥1.6B (-17.7% YoY), operating income of ¥120M (-75.9%) and net income of ¥86M (-72.4%). Figures are parent-only (non-consolidated), J-GAAP.
Source: annual report (filed Aug 31, 2026)S100YZEV
Performance
FY2025 (May 2026)FY = fiscal year, named by the calendar year it starts in; the month in brackets is when it ends (FY2025 ends Mar 2026 for a March year-end). FY2025 (May 2026) runs Jun 1, 2025 – May 31, 2026.
Key metrics
FY2025 (May 2026)Source: filing S100YZEV · FY2025 (May 2026)
About this data
- Figures are consolidated when the company files consolidated statements, otherwise parent-only. FY2025 (May 2026): parent-only (non-consolidated).
- Accounting standard for FY2025 (May 2026): J-GAAP. A change of standard starts a new series.
- FY2025 (May 2026) is the fiscal year ending May 2026.
- A blank figure was not reported in the filing, or is not meaningful (e.g. free cash flow for banks); the reason is shown with it.
- Each year is shown as filed in that year's own report; restatements of past years in later reports are not applied. Year-over-year changes compare with the prior year as the current year's report restates it.
- Data as of Oct 30, 2026 (newest filing in our dataset).
About
shown in Japanese当社は、「我々は、完全成功報酬制のM&A仲介会社として、質量ともに圧倒的なリーディング企業になり、優良企業の存続・発展、起業家精神の高揚、経済全体の生産性の向上に貢献する。」及び「我々は、様々な経営課題を解決することで、経営と経営者に付加価値を与え、企業や組織の経営力の向上に貢献し、社会に活力を与え、そして最も信頼される経営支援会社になる。」というビジョンの下、日本社会が抱える重要課題である中小企業の後継者不足問題等をM&Aで解決するために、創業以来、中小企業を中心としたM&A仲介サービスを提供しております。当社はM&A仲介事業のみの単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。 (1) M&A仲介サービスについて 当社のM&A仲介サービスは、会社売却を希望されている経営者に、初期のご相談から、売却見込額の査定、買い手候補企業・譲渡スキームの提案、必要資料の準備、買い手候補の選定、買い手候補への提案、買い手候補との面談、条件交渉、基本合意、デューデリジェンスのアレンジ、最終契約に至るまでワンストップで支援するサービスです。 (2) 当社の特徴 ①完全成功報酬制の料金体系 当社は、売り手・買い手ともに、着手金(一般的に仲介契約書締結時に発生)、中間金(一般的に基本合意書締結時に発生)を徴収せず、成功報酬のみでM&Aを支援しております。 M&Aは必ず成立するというものではなく、交渉が進んでいても、最後の最後まで破談する可能性があります。最終的にM&Aが成立しなかった場合でも、着手金や中間金は返金されないケースが多くなっております。当社のM&A仲介サービスでは、M&Aが成立しなければ報酬は一切発生しませんので、顧客は不要なリスクを負うことなく、安心して利用することができます。 ②低廉な最低成功報酬額(※1) M&A仲介業界では、各M&A仲介会社が成功報酬額の下限である最低成功報酬額を設定しております。上場している大手M&A仲介専門会社(※2)4社は、この最低成功報酬額として20百万円~25百万円を採用しております(2026年7月末日時点の各社HPを基に当社調べ)が、当社は15百万円と低い水準となっております。このため、国内中小企業M&A市場におけるボリュームゾーンである小規模案件について、当社の低廉な最低成功報酬額は、価格競争力を有します。 ※1 最低成功報酬額とは、譲渡価格に一定の料率を乗じて算定される成功報酬について下限を設けるもので、小規模案件に適用されます。例えば、譲渡価格120百万円の案件であれば、最低成功報酬の設定がなければ成功報酬額は120百万円×5%=6百万円となりますが、最低成功報酬が15百万円と設定されていれば譲渡価格120百万円の案件であっても、成功報酬額は15百万円に固定されます。最低成功報酬額の設定は各社で大きく異なっております。 ※2 M&A仲介専門会社とは、「連結又は単体売上高の90%以上がM&A仲介に係る売上高で構成されている会社」と定義しております。 ③売買金額ベースの成功報酬算定方式 上場している大手M&A仲介専門会社4社の中には、成功報酬の算定基準を移動総資産ベースとする会社もある中、当社は売買金額ベースの算定基準を採用しております。売買金額ベースの算定方式は移動総資産ベースの算定方式と比して顧客の負担額が下がるため、顧客にとってのコストメリットがあり、価格訴求力を有しております。 (3) 業務フロー 当社のM&A仲介サービスは、M&Aの初期相談から最終のクロージングまで、コンサルタント1名が一気通貫で支援する体制をとっております。プロセスごとに担当を分ける分業制に対して、当社の一気通貫の支援体制では、全てのプロセスに精通したコンサルタントが最初から顧客の相談に乗ることで、顧客との信頼を醸成できることに加え、論点が早い段階で明確になり、顧客に寄り添った質の高いサービスが提供可能になります。 また担当者間の非効率な情報共有、ミスコミュニケーションも発生せず、スピードと効率性が向上します。一方で、作成資料はダブルチェックする管理体制を整備しており、業務の質を担保するよう努めております。業務フローの各プロセスは以下の通りです。 ① ソーシング インターネット等への広告出稿、ダイレクトメール、及びコールドコール(架電リストに対して行う新規の電話営業)によるダイレクトソーシング、並びに、金融機関等の提携先からの紹介によるネットワークソーシングを通じて、会社・事業の売却を希望する経営者又は企業(売り手)と会社・事業の買収を希望する企業(買い手)から幅広くM&Aに関する相談を受けます。 なお、現在、当社では、広告出稿、ダイレクトメール及びコールドコールにより顧客を直接開拓するダイレクトソーシングを得意としておりますが、今後の更なる成長のために、これらの手法ではアクセスしにくい潜在顧客との接点を増やすべく、金融機関等の提携先からの紹介であるネットワークソーシングの強化を進めております。 ② 案件化 売り手から売却相談を受けた場合、秘密保持契約書(※1)を締結した上で、売却可能性の診断、企業価値評価、及び買い手候補の提案を行い、売り手と仲介契約書(※2)を締結します。仲介契約書を締結後、資料パッケージ(※3)の作成、買い手候補への打診を行います。 ※1 秘密保持契約書:当社及び顧客が、M&Aの検討に際して相互に開示する情報に関して、秘密保持を約する契約書です。 ※2 仲介契約書:当社が提供する業務内容、成功報酬等を定めた契約書です。 ※3 資料パッケージ:企業(売り手)の会社概要、財務内容、希望条件等を含む案件概要書及び附属資料一式を指します。 ③ 買い手への提案 買い手から買収相談を受けた場合、買収希望をヒアリングした上で、買収ニーズを当社の社内データベースに登録します。その後、買い手の買収ニーズに合致する具体的な売却案件が出てきた際に、ノンネームシート(※1)による提案を行い、秘密保持契約書を締結した上で、詳細資料による提案を行います。その後、売り手とのトップ面談(※2)まで進む場合には、買い手と仲介契約書を締結します。 このように、売り手の売却ニーズありきで、買い手候補に売却案件を紹介することが一般的ですが、これとは逆に、買い手の買収ニーズありきで、売り手候補にM&Aの打診をしていくこともあります。 ※1 ノンネームシート:秘密保持契約書を締結する前の段階で買い手候補企業に提示する一枚ものの資料で、会社名等の具体的な会社が特定できる情報は記載せず、会社所在地、事業内容、売上規模等の情報を記載したものです。 ※2 トップ面談:売り手と買い手が直接顔を合わせ、話し合い及び質問をすることで相互理解を深める面談です。 ④ マッチング及びエグゼキューション 当社は、売り手と買い手を中立的に仲介する立場として、売り手と買い手のマッチング、トップ面談の設定、意向表明書(※1)の授受、基本合意書(※2)の締結、デューデリジェンス(※3)の設定、最終条件の交渉、株式譲渡契約書(※4)等の契約書類等の調整、譲渡の実行・譲渡対価の支払(クロージング)まで、M&Aにおける一連のプロセスを支援し、クロージングが完了した段階で、売り手と買い手の双方から成功報酬を受領します。 また、当社が売り手のファイナンシャル・アドバイザー(※5)、提携先が買い手のファイナンシャル・アドバイザー(又はその逆)の立場でM&Aを支援することもあり、この場合、M&Aが成立すれば、当社は売り手(又は買い手)からのみ成功報酬を受領します。 なお、提携先から売り手又は買い手の紹介を受けていた場合は、クロージング後に、業務提携契約に定めた紹介料(売り手又は買い手から受領した成功報酬の一定割合)を当社から提携先に支払います。現状、主としてダイレクトソーシングによる案件開拓を行っていることから、当社の成約組数に占める提携先からの紹介案件比率は低くなっておりますが(2026年5月期において紹介料の支払が発生した案件は全成約49組中11組)、金融機関等との提携を担当するコンサルタントを置くなど提携先からの案件開拓の強化を進めております。 ※1 意向表明書:買収目的、買収スキーム、買収価格、スケジュール等、記載した条件を基準に買収検討を進めたい旨を買い手が売り手に対して表明する書面です。 ※2 基本合意書:売り手と買い手の間で合意した基本的条件や独占交渉期間等を定める契約書です。 ※3 デューデリジェンス:M&A実行前に、買い手及び買い手が起用した専門家が、企業(売り手)に対して実施する調査であり、法務デューデリジェンス、財務デューデリジェンス、ビジネスデューデリジェンス等があります。 ※4 株式譲渡契約書:譲渡価格、譲渡日、表明保証等、全ての最終的なM&Aの取引条件について定める契約書です。 ※5 ファイナンシャル・アドバイザー:売り手側又は買い手側どちらか一方のみに対して助言を行うM&Aの専門家を指します。 当社の通常の業務フローは以下のとおりです。 ※ダイレクトソーシングとは、広告出稿、ダイレクトメール等によるインバウンドマーケティング及びコールドコール等によるアウトバウンドマーケティングを含む、提携先からの紹介ではない、当社が直接案件開拓する手法を指します。 当社の事業系統図は以下のとおりです。
Management policy & medium-term plan
当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
(1)経営理念
当社は以下の経営理念を掲げ、事業を展開しております。
① ミッション
我々は、経営課題の解決のために、個々の社員として及び組織として、常に自己研鑽に努め、誠実に社内外の他者に貢献し、「良い仕事」をし続ける。
「良い仕事」とは、以下の3つの要素をすべて満たすものである:
a.顧客を成功に導き、顧客に喜ばれる仕事
(具体的な成果、高品質、スピード、リーズナブルな価格、心遣い)
b.社会に価値をもたらす仕事(社会に対する良い影響)
c.自らが成長でき、自ら誇れる仕事(自己成長、自己実現)
② ビジョン
a.我々は、完全成功報酬制のM&A仲介会社として、質量ともに圧倒的なリーディング企業になり、優良企業の存続・発展、起業家精神の高揚、経済全体の生産性の向上に貢献する。
b.我々は、様々な経営課題を解決することで、経営と経営者に付加価値を与え、企業や組織の経営力の向上に貢献し、社会に活力を与え、そして最も信頼される経営支援会社になる。
③ 価値観
a.インテグリティ
顧客、提携先、取引先、社員、株主、債権者、社会その他全ての関係者に対して、リスクを隠さず、裏表なく、誠実に仕事をする。
b.顧客の成功の実現
顧客の成功なくして我社の成功はない。我々は、顧客が大きな成果を得られるよう真摯に努力しなければならない。
c.長期的信頼関係の構築
顧客、提携先、取引先との長期的な信頼関係を築き、短期的な利益よりも、双方が長期的に利益を得られるよう行動する。
d.オーナーシップ
社員一人一人は、「自らの仕事を裁量権を持ってマネジメントする」という経営者の自覚と当事者意識を持って、自ら考え行動し、結果に責任を持つ。
e.プロフェッショナリズム
常にプロとして、生涯をかけて理論と実践により自己研鑽に努め、社内外のリソースを使いながら、合理的・効率的に業務を進め、プライドを持って仕事をする。
f.チームワーク
我社全体としての生産性が最大となるように行動する。社員は互いに協力し、他の社員から質問されたり、助けを求められたりしたときは、自分の仕事よりも優先して、親身になって助けなければならない。
g.チャレンジ精神
ビジネスチャンスの発掘に努め、自分ができることだけやろうとするのではなく、今までやったことがない新しいこと、高い目標に果敢に挑戦する。
h.謙虚さ
常に、自分が間違っているかもしれないと謙虚に考えて、相手の身になって考え、他者の意見もよく聞くようにする。
i.仕事を楽しむ
仕事で、楽しさを追求すべきである。自らコントロールできることに集中し、結果に一喜一憂せず、良い仕事をするプロセス、逆境を克服するプロセスを楽しむようにする。
j.倫理観を養う
法令を遵守し、倫理観を養い、社会的正義のない取引やサービス提供は行わない。会社や個人の利益のために、違法行為・不正行為を行わない。
(2)経営戦略
① ブランド戦略:「完全成功報酬制のM&A仲介会社No.1」ブランドの確立
広告投資を拡大し、またダイレクトメール・コールドコールによる提案型営業を積極化し、さらには金融機関等とのネットワークを強化することで、完全成功報酬制の意義とメリットの啓発に努めるとともに、完全成功報酬制のM&A仲介会社として、年間成約組数で圧倒的に業界第1位となることを目指してまいります。
また、「上場企業で唯一の売り手・買い手ともに完全成功報酬制のM&A仲介専門会社」という認知を浸透させ、「完全成功報酬制のM&A仲介会社No.1」ブランドを確立してまいります。
② ポジショニング戦略:小規模案件セグメントにおけるシェア拡大と1組当たり平均売上高の維持・向上
中小企業のM&Aにおけるボリュームゾーンである小規模案件セグメント(譲渡金額300百万円以下)においては、20百万円~25百万円を採用する仲介会社もある中で、最低成功報酬額が15百万円と低廉な当社は価格競争面で優位性があり、それを訴求することで市場の成長を上回って成約組数を成長(シェア拡大)させるべく努めてまいります。
なお、1組当たり平均売上高については、2026年5月期の実績では31百万円となっております。PEファンドの投資ポートフォリオの検索機能等を備えたPEファンドに特化したWEBメディア「PEファンド.JP」を運営している効果も得ながら、PEファンド関連の案件(ファンドへの売却、ファンドの投資先の売却、ファンドの投資先による追加買収)の件数を増やす等により、一層の引き上げを目指してまいります。
③ 営業戦略:バランスがよい案件ソーシングとネットワークソーシングの強化
問い合わせ、ダイレクトメール及びコールドコール、人的紹介(ファンドのエグジット案件含む)、金融機関等からの紹介等、各ルートからバランスよく案件をソーシングすることを目指してまいります。特に、金融機関等からの紹介や人的紹介によるネットワークソーシングについては、完全成功報酬制で、かつ最低成功報酬額も小さいという当社の特徴から、金融機関等は当社と連携しやすく、金融機関等からの紹介による案件発掘の余地は大きいと考えており、複数のコンサルタントを金融機関等の開拓担当に配置する等、人員体制を整備し、ネットワークソーシングの強化に努めてまいります。
但し、金融機関等からの案件紹介には一定の関係構築期間が必要となるため、必ずしも性急に多数の成約は求めず、中長期目線で、ネットワークソーシング(人的紹介を含む)による成約を増やすことを目指してまいります。
④ 人事戦略:質の高い人材の採用と効果的な人材育成
完全成功報酬制のM&A仲介事業を成長・発展させるためには、能力と人間性に優れた人材を継続的に採用していく必要があります。
当社は、最大で40%以上というインセンティブ率を設定し、長時間労働のない働きやすい職場環境を整備することで、優秀かつ当社の価値観に合致した人材を厳選して採用してまいります。
人材育成については、M&A実務の経験豊富な教育専任の担当者を配置し、入社後約2か月間に集中的に研修を実施するとともに、実際のM&A案件を題材にOJTを受ける機会を数多く提供することで、早期に戦力化できる体制を構築しており、将来の人員増加に向けて当該教育体制の更なる改善・向上に進めてまいります。
⑤ 業務戦略:コンサルタント1人当たりの成約組数の回復・向上
当社は営業の初期段階で受託可能かどうかを、業界、売上規模、利益水準、希望条件等の観点から判断し選別を行うことで、成約につながらない業務負担を抑制すると共に、コンサルタントが1人で初期相談からクロージングまで担当する一気通貫の業務体制をとること等により、コンサルタントの生産性とモチベーションを高めており、これによりコンサルタント1人当たり成約組数を高める戦略をとっております。
当社のコンサルタント1人当たりの成約組数は、2026年5月期の実績では1.1組となっております。コンサルタント間のノウハウの共有の促進、コンサルタントに対するプロセス・成果管理体制の強化、並びにCRMシステム(顧客管理システム)及びマーケティングオートメーションツール(顧客開拓のためのマーケティング活動を自動化するツール)の活用といった業務のIT化等を進めることにより、引き上げを目指してまいります。
(3)経営環境
現在、中小企業経営者の高齢化と後継者不足を背景に、中小企業のM&Aに対する社会的ニーズは急速に高まっております。このような背景の中、中小企業の事業承継問題という大きな社会的課題の解決策の一つとしてM&Aの活用が期待されており、それを支援するM&A仲介会社が担う社会的な責任は過去に例を見ないほど高まっております。
このようにM&A仲介会社が果たすべき社会的役割の重要性が増す中で、当社は人材の積極採用と広告投資の拡大を進め、透明性が高くかつリスクの小さい完全成功報酬制によるM&A仲介支援というサービスを、より多くの中小企業に対して提供していきたいと考えております。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
① 社会的信用力の向上
M&A仲介会社は依頼者にとって非常に大きな決断となる会社の売却や買収を支援するため、その遂行には重大な責任を伴います。また、中小企業の事業承継問題という日本経済にとって喫緊の社会的課題の解決策としてM&Aが期待されていることから、それを啓発・支援するM&A仲介会社は重い社会的責務を負っています。当社は、依頼者や社会全体に対する責任に応えるために、社会的信用力の向上が重要な課題であると認識しております。
当社が事業を展開する中小企業M&A仲介業界では、当該業界を直接的に管理する法令はありませんが、中小企業庁がM&A業者に対して適切なM&Aのための行動指針を提示するため、「中小M&Aガイドライン」を策定し、事業承継・引継ぎ支援センター及びその登録機関、並びにM&A支援機関登録制度の登録事業者に対してガイドライン遵守を義務付けるほか、その他の中小M&A支援に関わる幅広い機関にも遵守を求めております。当社は、M&A支援機関登録制度の登録事業者として、M&A市場の健全な発展に資するべく、当該ガイドラインを遵守しております。具体的には、ガイドラインに準拠した顧客説明資料の整備、業務手順の構築を実施するとともに、コンサルタントに対し当該ガイドラインについての社内研修を実施しております。
こうした対応により、当該ガイドラインを遵守し健全に業務を行っていることを外形的に示し、また依頼者に対して明示的にアピールすることで、社会的信用の向上に努めてまいります。
② 知名度の向上
先行する大手仲介会社と比較して当社のM&A仲介業界における認知度は低く、知名度を向上させる必要があると考えております。
今後、広告投資を拡大し、またダイレクトメール・コールドコールによる提案型営業を積極化し、さらには金融機関等とのネットワークを強化することで、完全成功報酬制の意義とメリットの啓発に努め、当社の知名度向上を目指してまいります。
③ 人材の採用及び育成
M&A仲介事業の更なる成長を担保するには、より多くの優秀な人材の採用と育成が課題になると認識しております。
当社は、引き続き料率の高いインセンティブ制度を提示するとともに、ノルマのない管理体制や、テクノロジーを活用した効率的かつ長時間労働のない働きやすい職場環境を整備することで、優秀な人材を厳選して採用してまいります。
人材育成については、実際のM&A案件を題材としたOJTを受ける機会を数多く提供することで、早期に戦力化できる体制の維持・向上を進めます。
また、担当者1名が一気通貫で責任を持って案件を担当することでコンサルタントに幅広いノウハウが蓄積し、成長が早くなることから、一気通貫で案件を担当することを希望する応募者も多いため、人材採用を有利に進めていくとともに、主体的に案件に携わり実績を積み上げたいと考える上昇志向の強いコンサルタントにとってモチベーション高く働ける環境を提供してまいります。
④ 管理体制の強化
M&A仲介会社の社会的責任を鑑みると、コンプライアンスの遵守を始めとした内部管理体制の強化が課題になると認識しており、現在も、コンプライアンスマニュアル勉強会の定期的な実施や、情報管理に関する社内研修を実施しております。
上場企業として、資本市場から厳しい監視を受け、それに応えるべく高い透明性と厳格な管理体制を保つことにより、全てのステークホルダーの信頼に応え、企業としての社会的責務を全うするための企業文化・組織体制を構築し、維持するように努めてまいります。
⑤ 成約率の向上
M&A仲介市場の環境変化により、成約期間の長期化と成約難易度の上昇が生じており、成約率が低下しております。
このような厳しい市場環境を鑑み、前期より始動した「買い手情報リサーチチーム」の増員を進め、鮮度の高い買い手情報の収集を強化してまいります。また、当期より導入した「部門制」においては、部門業績評価制度の導入を軸として、各部門におけるコンサルタントへの指導・営業支援を強化してまいります。さらに、「インサイドセールス部門」を新設し、コンサルタントの営業活動をサポートする体制を構築することで、質の高い売却案件の受託を増加させてまいります。これらの施策を着実に遂行することにより、成約率の向上を目指してまいります。
(5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社では、持続的な成長と企業価値向上という経営上の目標を達成するために、売上高及び成約組数を経営指標として重視しております。また、これらに影響を与える指標として、成約1組当たりの売上高、コンサルタント1人当たりの成約組数、及び平均コンサルタント数を把握・管理することで、売上高及び成約組数の持続的な成長を目指しております。これらの指標の過年度推移は以下の通りです。
決算期
2022年5月期
2023年5月期
2024年5月期
2025年5月期
2026年5月期
売上高(百万円)
Source: annual securities report, FY ending May 2026 S100YZEV
Industry peers
ROE rank 449 of 586Companies in Services ranked either side of this one by ROE
- 6069 Trenders, Inc. Return on equity5.0%
- 4544 H.U. Group Holdings, Inc. Return on equity5.0%
- 7695 Koukandekirukun, Inc. Return on equity4.9%
- 4801 CENTRAL SPORTS CO.,LTD. Return on equity4.9%
- 2389 DIGITAL HOLDINGS, INC. Return on equity4.5%
- 4341 SEIRYO ELECTRIC CORPORATION Return on equity4.5%
- 9664 Misonoza Theatrical Corporation Return on equity4.4%
- 6060 Cocolonet CO., LTD. Return on equity4.4%