3853 IFRS

ASTERIA Corporation

アステリア株式会社
Ticker 38530· Fiscal year-end 2025-03-31· 124 employees

About

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当社グループは、「ソフトウェアで世界をつなぐ」をコンセプトに、ソフトウェア技術とインターネット技術を中核とした様々な「つなぐ」ニーズに応えるソフトウェアの開発と販売およびそれに付帯する事業を行っています。 (1)当社グループの事業内容について 当社グループは、企業情報システム、クラウドサービス、デジタル機器などを「つなぐ」(文字情報、数値情報、映像情報などデジタル化可能な情報の伝達)ためのソフトウェアを開発し、市場に提供しています。 その中でも、当社グループは個別の企業向けのソフトウェア開発を行う「受託開発」ではなく、不特定多数向けのパッケージやクラウドサービスを提供する「製品開発」を行っています。 当社グループの事業は、「ソフトウェア事業セグメント」、「投資事業セグメント」の2つの事業で構成されます。 <ソフトウェア事業> 本事業は、4つの主力製品と2つの新製品で構成されます。 4つの主力製品 ・データ連携ミドルウェア※「ASTERIA Warp」(アステリア ワープ) ・モバイルアプリ作成ツール「Platio」(プラティオ) ・モバイル向けコンテンツ管理システム「Handbook」(ハンドブック) ・AI搭載IoT※統合エッジウェア※「Gravio」(グラヴィオ) 2つの新製品 ・ノーコードAI/IoT統合プラットフォーム「AIoT Suite」(エーアイオーティ スイート) ・ロボット開発環境シミュレーション・プラットフォーム「Artefacts」(アーテファクツ) 「ASTERIA Warp」の売上は、主としてライセンス※とサブスクリプション※で構成されるソフトウェアの利用対価売上とサポート(保守)売上によって構成されています。「Platio」、「Handbook」、「Gravio」、「AIoT Suite」及び「Artefacts」の売上は、サブスクリプション型です。 <投資事業> 投資事業は、米国に拠点を置く100%子会社Asteria Vision Fund Inc.(以下 AVF)が管理する投資を行っています。AVFの投資対象は、ソフトウェア事業の研究開発投資対象である「4D」(Data, Device, Decentralized, Design)に絞り、単なる投資リターンのみならず中長期的なシナジーも企図した投資を実行しています。 (2)当社グループの主要なソフトウェア製品 ① 「ASTERIA Warp」(アステリア ワープ) 当社グループの主力ソフトウェア製品「ASTERIA Warp」は、当社グループが独自に設計・開発を行ったノーコード企業向けデータ連携用ミドルウェア製品で、汎用のデータ連携機能をパッケージで提供することにより企業内外に存在するシステム間のデータ連携を簡単・迅速に実現することを目指した製品です。企業内外のデータ連携、クラウドサービスとのデータ連携なども用途に使われており、累計導入企業数は11,000社を超えています。 ② 「Handbook X」(ハンドブック エックス) 「Handbook X」は、従来販売してきた「Handbook」の次世代版として、2022年2月に提供を開始したデジタルコンテンツプラットフォームです。スマートデバイス(スマートフォンやタブレット端末をはじめとするキーボードが無く、持ち運びができるコンピュータ)上にダウンロードして使う「アプリ」だけで稼働し、組織内外の多種多様な情報を、セキュリティを保ちながら登録・整理・配信・共有することを可能にします。 ③ 「Platio」(プラティオ) 「Platio」は、ノーコードでモバイルアプリを手軽に短期間で作成することができるサービスです。「Platio」は、アプリを開発するクラウドサービス「Platio Studio」と、アプリを配布実行する「Platioアプリ」で構成されています。「Platio Studio」は、豊富なテンプレートと柔軟なカスタマイズ機能を備えており、業務現場に適したモバイルアプリを制作できます。 「Platio」のファミリー製品として「Platio Connect」と「Platio One」があります。「Platio Connect」は、「Platio」にデータ連携機能を加えた製品で、モバイルアプリと既存の社内システムやクラウドサービスと連携が可能です。「Platio One」は、ユーザー企業が制作したアプリを再販売できる製品です。 ④ 「Gravio」(グラヴィオ) 「Gravio」は、AIを搭載し、様々な場面でのセンサーやカメラの効率的なデータ収集と活用をノーコードでシンプルに実現することのできるエッジコンピューティング※用データ連携ツールです。既存のPC運用における知見や情報リソースを最大限に活かしながら、先進のIoTソリューションを手軽に実現します。また、運用、管理、保守が容易でかつ高いセキュリティを実現しています。 ⑤ 「AIoT Suite」(エーアイオーティ スイート) 「AIoT Suite」は、AIのモデル作成とIoTのデータ連携を統合したノーコード対応の製品です。現場に設置したセンサーやカメラからのデータを収集し、AIによる解析を経て、クラウドサービスや既存システムと連携する一連のプロセスをノーコードで実現します。エッジとクラウドを組み合わせた柔軟な構成により、製造、物流、施設管理など多様な業種における業務の効率化や省人化を支援します。 ⑥ 「Artefacts」(アーテファクツ) 「Artefacts(アーテファクツ)」は、ロボットアプリケーション向けの継続的シミュレーションプラットフォームです。物理的な環境を用意せずに、初日からバーチャル環境での稼働テストを実現でき、開発期間やコストを大幅に削減します。特に宇宙空間や大型建築物など再現が難しい環境でのシミュレーションに適しており、開発工数を98%以上、コストを50%以上削減、期間は数ヶ月から最短1日へ短縮可能です。 (事業系統図) 〔用語解説〕 ここに示す用語解説は、本書内で使用する用語の意味を説明するものであり、必ずしも一般的な用法用例を包含するとは限りません。 用語 解説・定義 DX 〔Digital Transformation〕デジタル技術やサービスによってビジネスや生活をより良い方向に変革すること。 IoT 〔Internet of Things〕あらゆる「モノ」がインターネットに接続される仕組み。 W3C World Wide Web Consortiumの略。HTMLやXMLなどインターネット技術の標準化を行っている組織。 XML eXtensible Markup Languageの略。1998年2月にW3Cで勧告された標準データ仕様。データにタグ付けをすることで、データ自身に意味づけを記述できるため、コンピュータと人間の双方がその内容を理解することができる。特定のOS、アプリケーション、ベンダーなどに非依存であることが特徴。 アプリ 元来アプリケーションの略語だが、現在では特にスマートフォンやタブレットのアプリケーションを指す。 エッジウェア 〔Edgeware〕エッジコンピューティング用のミドルウェア(当社の造語) エッジコンピューティング 〔Edge Computing〕コンピュータネットワークの周縁(エッジ)部分でデータを処理する分散コンピューティングの概念。 クラウド 〔Cloud〕企業が、ハードウェアやソフトウェアの資産を自前で持たずにインターネット上に存在するハードウェアやソフトウェアを必要に応じて利用する形態。 サブスクリプション 〔Subscription〕商品やサービスを月額(年額)課金で提供する形態。一括支払(売り切り)となるライセンス版とは対称的に、利用料金が継続的に計上されるので、サブスクリプションの販売比率が高まることで業績の安定化が図れる。 スマートデバイス 〔Smart Device〕スマートフォンをはじめ、タブレット型コンピュータなど、キーボードを持たない高性能モバイル・コンピュータ。必ずしも電話機能を持つ必要はない。 生成AI 「ジェネレーティブAI(Generative AI)」とも呼ばれるAI(人工知能)の一種。AIを用いてクリエイティブな成果物を生み出すことができるのが特徴。 ノーコード ソースコードを書かなくてもソフトウェアやアプリ等の開発・作成ができる仕組みで、当社ではASTERIA Warp、Platio、Gravioがノーコード製品。プログラミング言語に関する専門知識がなくても手軽に取扱うことができる。 ブロックチェーン ビットコインの取引を記録する仕組みとして生み出されたデータ管理基盤。 一定容量の記録を格納したブロックが鎖のように幾重にも連なっていることからこの名称がつけられた。分散して存在する複数のコンピュータ(ノード)が同じデータを保管して相互に通信しながら管理されるので、一度登録されたデータは改ざんできないことが最大の特長。 金融領域以外でも、公正な履歴の担保が求められるトレーサビリティなどのテーマでも利活用が期待されている。 ミドルウェア 〔Middleware〕複数のソフトウェアの中間に位置し相互の連携を司るソフトウェア。 ライセンス 〔License〕月額課金等で継続的な支払いが必要になるサブスクリプションとは対称的に、ソフトウェアなどを一括支払(売り切り)で販売する形態。